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2024.10.7
「産後骨盤矯正」っていつからすればいい?
こんにちは!
フジヤマ整骨院・フジヤマ鍼灸治療院です!
本日は【産後腰痛】についてご説明していきます!
「産後の腰痛がひどくて起き上がれない」
「腰痛がひどくて家事や育児ができない」
など、出産によって体の状態が変化して、育児や家事で休んでいられないのに腰痛に悩まされている!!というお母さんは多くおられます。
そこで、産後の腰痛について、
その特徴や原因、対策、注意が必要な時についてご説明します。
◾️産後腰痛の特徴◾️
産後の腰痛は、出産後にさまざまな身体所見として知られるマイナートラブルの一つとして知られています。
体力の低下や姿勢の変化、肩こりなどと同じように現れるものですが、
出産に伴う体の変化と育児による物理的な負荷から、腰痛は特に見られやすいものです。
具体的にいつまで産後の腰痛が続くのかは個人差にもよるところですが、
3カ月以内の腰痛がきつかったと感じる方が多く、半年や1年近く続く方もおられます。
◾️産後腰痛の原因◾️
1.【ホルモンバランス・骨盤の変化】
出産に伴って骨盤を広げる作用を持つリラキシンという赤ちゃんが産道を通りやすくするために分泌されるホルモンがでます。
その影響により産後も骨盤の結合組織が緩んだ状態となります。
その為、姿勢が悪くなりやすく腰や背中の筋肉に負担がかかるため、腰痛が引き起こされることが多くなります。
2.【腹筋の筋力低下】
妊娠に伴って大きくなった子宮によって引き伸ばされてしまい、筋力の低下が起こるといわれています。
これにより、お腹の前面にある腹直筋が伸ばされた状態になると、
姿勢を維持することが難しくなり、腰への負担が増えることによって産後に腰痛を感じる原因となります。
3.【育児による姿勢の変化】
授乳や抱っこ、おむつ替えなど、産後は育児によって姿勢の変化が起こります。
例えば、前屈みの姿勢は骨盤や腰椎、腰の筋肉に負担がかかります。
産後に筋力が落ちた状態で育児をしなければいけないこともあり、このような理由からも腰痛を感じる方が多いでしょう。
4.【婦人科系の疾患】
先述の原因以外であれば、子宮筋腫や子宮内膜症など、何らかの婦人科系の疾患が関連している可能性があります。
◾️産後の腰痛の対策◾️
1.【体操やストレッチをする】
産褥期におすすめの体操やストレッチをすることで腰痛の対策ができます。
→仰向けに寝て、両手は体に沿わせ、膝を立てて肛門を締めたり緩めたりすることで骨盤と肛門の運動をすることが可能です。
また、同じ体勢で息を吸いながら腰を上げて息を吐きながら腰を下げたり、腰をねじったりすることで腰の運動にもなるでしょう。
腰だけでなく、お尻の筋肉をほぐすストレッチもおすすめです。
仰向けに寝て、お腹と太ももを近づけるように膝を抱えるとお尻のストレッチになります。
2.【座り方に気をつける】
授乳中の座り方にも腰痛対策につながるポイントがあります。
座るときはできれば正座、足を伸ばして座る、椅子に座ることなどを意識しましょう。
椅子に座るときは深く座って、両足の裏を地面につけ、胸を張って肩と頭を少し後ろに引くと、腰に負担がかかりにくくなります。
⚠️腰に負担がかかりやすい座り方⚠️ あぐらやお姉さん座り、膝を立てて座ること、お山座り(=体育座り) 、横座り、椅子に座るときは猫背の姿勢や、足を組むことなどは避けましょう。
3.【病院や整骨院に行く】
妊娠や出産でお世話になった病院に相談すると、日常の過ごし方について相談に乗ってくれたり、ストレッチや体操などの具体的な方法や骨盤ベルトの購入について教えてもらえたりします。
整骨院などに行く場合は、産後の方に対応しているかどうかを、事前に電話などで確認してから行くとよいでしょう。
もちろんフジヤマ整骨院は対応しております!
整骨院で行われている産後の骨盤矯正は絶対にしなければならないものではありませんが、
マッサージを受けることで痛みが軽減されるかもしれません。
具体的にどのような腰痛があるのか、他に痛みなどはあるのか、これらも電話の時点で聞いておくと、より期待に近い施術を受けられます。
◾️まとめ◾️
産後の腰痛の原因は、出産に伴う骨盤の変化や産後の育児による姿勢の変化などが原因となっていることが多くなっています。
対策にはストレッチや体操、ベルト・コルセットなどの着用、病院や整骨院に相談することなど、1人で悩まず、お気軽にご相談下さい!