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2024.05.21
腱鞘炎とは・・・
皆様こんにちは。
フジヤマ整骨院の溝杭です。
今回はドケルバン病についてお話ししたいと思います。
母指(親指)を広げると手首(手関節)の母指側の部分に腱が張って皮下に2本の線が浮かび上がります。
ドケルバン病はその母指側の線である短母指伸筋腱と長母指外転筋の腱鞘炎です。
手首(手関節)の母指側にある腱鞘(手背第一コンパートメント)とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。
短母指伸筋腱は主の母指の第2関節を伸ばす働きをする腱の1つです。
長母指外転筋腱は主に母指を広げる働きをする腱の1つです。
(原因)
妊娠出産期の女性や更年期の女性や長時間のパソコン作業で多く生じます。
(病態)
母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
特に手背第1コンパートメント内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じやすいです。
フジヤマ整骨院では様々な痛みに対して根本の原因を見つけて治療するために、治療前の評価、患者様にもわかりやすい症状の説明を心がけています。
自分の身体の痛みの根本の原因を知りたい方、根本から治療をご希望の方、是非一度ご来院ください。